「還元率の高いクレジットカードってどれがいいんだろう?」
「クレジットカードを選ぶとき、還元率をどのくらい重視すべきなの?」
クレジットカードは還元率によって、毎日の買い物でお金が戻ってくるポイントが大きく変わってきます。
支出を抑え、よりお得に生活するには、還元率の高いクレジットカードを選ぶことが大切です。
この記事では、クレジットカードの還元率について、以下の内容を紹介します。
この記事で分かること
- 還元率が高いクレジットカードを選ぶメリット
- ポイント還元率を上げるポイントを効率的に貯める方法
- 還元率が高いおすすめクレジットカード3選
日々の買い物でポイントを上手に貯めることで、家計の節約につながります。
この記事を参考に、自分に合ったクレジットカードを見つけるヒントにしてください。
還元率が高いクレジットカードを選ぶメリット
クレジットカードの中には、使った金額に応じてポイントを貯められるものがあります。
ポイント還元率が高いカードを選ぶと、以下の3つのメリットが得られます。
- 普段の買い物でポイントが貯まりやすくなる
- 生活費の節約になる
- お得なキャンペーンでさらに還元率が上がる
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
普段の買い物でポイントが貯まりやすくなる
ポイント還元率が高いカードを使うと、いつもの買い物でも多くのポイントが貯まります。
例えば、100円の買い物をした場合、還元率0.5%のカードでは0.5ポイントしか貯まりませんが、還元率1%のカードなら1ポイント貯まります。
このように、高還元率のクレジットカードを使うことで、普段の買い物で効率的にポイントを貯めることができるようになります。
生活費の節約になる
ポイントは、現金やギフトカードに交換できるだけでなく、マイルや電子マネー、商品券や割引クーポンなどにも交換できます
交換したポイントで買い物をすれば、現金を使う必要がなくなり、生活費を節約することが可能です。
例えば、日用品や携帯電話料金など、必ず必要な費用をポイントで支払えば現金が手元に残ります。
このように、現金の代わりにポイントを活用することで、生活費を節約でき家計に余裕が生まれやすくなるでしょう。
お得なキャンペーンでさらに還元率が上がる
クレジットカード会社は、還元率がアップするポイントアップキャンペーンを定期的に行っています。
特定の店舗での買い物でポイントが2倍になったり、誕生月にポイントアップしたりするなど、さまざまな特典が用意されています。
もともとの還元率の高いカードを使えば、キャンペーンで獲得できるポイントも多くなり、より効率的にポイントを貯められます。
ポイント重視なら1%以上還元されるカードを選ぼう
クレジットカードで効率よくポイントを貯めるなら、基本の還元率1%以上のカードがおすすめです。
ここでは、なぜポイント還元率が1%以上のクレジットカードを選ぶべきなのかを解説します。
還元率が1%よりも低いとなかなかポイントが貯まりにくい
還元率1%以上のクレジットカードがおすすめなのは、還元率がこれより低いと、なかなかポイントが貯まらないからです。
例えば、月10万円の買い物をする場合、1%還元なら1,000円分のポイントが貯まりますが、0.5%還元のカードでは500円分にしかなりません。
このように還元率が低いカードでは、同じようにカードを使っても、もらえるポイントがかなり少なくなってしまいます。
より効果的にポイントを貯めるためには、基本還元率1%以上のカードを使うことがおすすめです。
年会費とのバランスも大切
クレジットカードを選ぶ際は、還元率の高さだけではなく、年会費とのバランスを考えましょう。
ゴールドカードなどのハイステータスカードは、ポイント還元率が高く付帯サービスが充実しています。
しかし、年会費に見合うだけのメリットがあるかどうかは、よく検討する必要があります。
仮にポイントが貯まりやすいカードだったとしても、年会費が高額で、貯まるポイント以上に年会費がかかってしまっては、結局損をしてしまいます。
年会費が無料、もしくは安いクレジットカードでも、還元率が1%以上でポイントが貯まりやすいカードはたくさんあります。
年会費と還元率のバランスを考慮し、自分に合ったカードを選ぶようにしましょう。
ポイントの使い道も確認すればベター
貯まったポイントを、普段の生活でどのように使えるのかも重要です。
ポイントの使い方はカードによって様々です。
買い物で使えるものもあれば、商品券やギフト券に交換できるもの、航空会社のマイルに交換できるものもあります。
ポイントがたくさん貯まるカードでも、自分に合った使い方ができなければ、せっかく貯めたポイントを有効活用できません。
普段の生活や好みに合わせて、貯めたポイントを有効活用できるカードを選びましょう。
クレジットカードで賢くポイ活!その方法とは?
日々の生活の中でちょっとした工夫をするだけで、ポイントがどんどん貯まっていきます。
ここでは、クレジットカードで効率的にポイ活するための方法を紹介します。
1枚に絞り年間利用額を増やす
ポイントを効率よく貯めるには、クレジットカードを1枚に絞って使うのがおすすめです。
特定の店舗での還元率が高いカードや、年間利用額に応じて還元率がアップするカードに絞ることで、ポイントが貯まりやすくなるからです。
楽天カードを例に挙げると、毎月18日「ご愛顧感謝デー」に会員ランクに応じたポイントアップ特典があります。
ダイヤモンド会員なら4%、プラチナ会員なら3%、ゴールド会員なら2%のポイントが付与されます。
このように、生活スタイルに合ったカードを1枚選び、そのカードに利用を集中させることで、年間を通して獲得できるポイントを大きく増やせるでしょう。
※参照 ご愛顧感謝デー ポイント最大4倍 | 楽天
https://event.rakuten.co.jp/campaign/rank/point/
よく利用するお店と提携しているかで選ぶ
利用機会の多い店舗と提携しており、ポイント還元率がアップするクレジットカードを選ぶのもおすすめです。
例えば、コンビニの買い物が多いのであれば、コンビニと提携したクレジットカードを使うことで還元率が上がり、お得に買い物できます。
一度の買い物で受け取れるポイントにはそれほど差がなくとも、長い間には大きな差になるので、普段よく使う店と提携したクレジットカードを選びましょう。
キャッシュレス決済も上手に活用を
スマートフォンの決済アプリとクレジットカードを組み合わせることで、さらにポイントを増やせます。
多くのキャッシュレス決済サービスでは、支払額に応じてポイントが付与されます。
決済アプリ独自のポイントに加えて、カードのポイントも貯まる仕組みになっているためです。
例えば、買い物をするときに決済アプリで支払うとします。
すると、決済アプリのポイントと、連携しているクレジットカードのポイントの両方が貯まります。
このようにして、キャッシュレス決済とクレジットカードを組み合わせることで、二重にポイントを獲得することができ、日々の買い物がよりお得になります。
公共料金や家賃の支払いに対応しているかチェック
電気代や水道代、携帯電話料金など、毎月必ず発生する支払いにもクレジットカードが使えるか確認しましょう。
固定費をカード払いにすることで、確実にポイントを貯められます。
例えば、年間の公共料金が50万円の場合、還元率1%のクレジットカードで決済すれば5,000円分のポイントが貯まります。
現金で支払った場合はポイントが貯まりませんが、クレジットカード払いにすることで、支払いのたびにポイントを貯められます。
公共料金や家賃など、毎月必ず発生する費用をクレジットカードで支払うことで、ポイントを効率的に貯めることができるので、ぜひ活用してみましょう。
ポイントが貯まりやすいおすすめクレジットカード3選
ポイント還元率が1%以上の高還元率カードとして、以下の3種類がおすすめです。
- JCB CARD W
- 楽天カード
- 三井住友カード プラチナプリファード
ここからは、それぞれの特徴について見ていきましょう。
JCB CARD W
年会費 | 永久無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 基本: 1.0% |
国際ブランド | JCB |
交換可能ポイント | Amazon.co.jpでの支払い(1pt=3.5円)/キャッシュバック(1pt=3円)/スターバックスカードチャージ(1pt=4円) |
申し込み資格 | 18歳~39歳の本人または配偶者に安定継続収入がある方 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円/海外ショッピング保険:最高100万円(自己負担1万円) |
「JCB CARD W」は18歳から39歳までの若い世代向けのクレジットカードです。
年会費無料で、基本のポイント還元率が1.0%と高く設定されています。
また、以下のように、身近なお店でさらにポイント還元率が上昇します。
- スターバックスへの入金(オンライン入金・オートチャージ):11倍
- セブン-イレブンでの買い物:4倍
- Amazon.co.jpでの買い物:4倍
貯まったポイントは、Amazon.co.jpで1ポイント3.5円、現金化なら1ポイント3円、スターバックスカードへのチャージでは1ポイント4円として使えます。
日常的な買い物から旅行時の決済まで幅広く使える一枚です。特にスターバックス、Amazon、セブン-イレブンの利用が多い方におすすめです。
※参照 ポイントならJCBカードW
https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/w/
楽天カード
年会費 | 永久無料 |
---|---|
ポイント還元率 | 基本: 1.0%/楽天市場:最大3%/楽天ペイ併用:最大1.5% |
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB/American Express |
交換可能ポイント | 楽天ポイント/Edy/楽天ペイ |
申し込み資格 | 18歳以上の安定した収入がある方 |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(最高2,000万円)/国内旅行傷害保険 |
楽天カードは基本還元率が1%で、楽天経済圏で利用すると還元率が3%にアップするクレジットカードです。
また、楽天ペイにクレジットカードを登録し支払いに利用すると、街のお店でも最大1.5%のポイントが獲得できます。
日常の買い物でもネットショッピングでもポイントを効率的に貯められ、獲得したポイントは楽天グループのサービスで1ポイント1円として利用できます。
具体的には、楽天市場での買い物やEdyへのチャージ、楽天ペイでの支払いなどに活用できます。
楽天カードは、基本のポイント還元率が高く、特に楽天経済圏での利用でポイントをお得に利用できるクレジットカードです。
※参照 楽天カード
https://www.rakuten-card.co.jp/
三井住友カード プラチナプリファード
年会費 | 33,000円(税込) |
---|---|
ポイント還元率 | 1%(最大15%) |
国際ブランド | Visa |
交換可能ポイント | 1ポイント=1円でキャッシュバック/マイル、ギフトカード/他社ポイントへの移行可能 |
申し込み資格 | 満20歳以上で安定継続収入がある方(インビテーション不要) |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最大5,000万円/国内旅行傷害保険:対象/ショッピング保険:年間500万円まで |
「三井住友カード プラチナプリファード」は、年会費が有料のハイステータスカードです。
基本のポイント還元率は1%で、プリファードストアと呼ばれる特約店の利用の場合、最大15%のポイントが貯まります。プリファードストアには、宿泊予約サイトやコンビニ、カフェ、ファミリーレストランなど、さまざまな店舗が含まれます。
また、年間100万円以上の利用で10,000ポイントが付与され、最大で年間400万円の利用で40,000ポイントが獲得できます。
貯まったポイントは1ポイント1円で現金化できるほか、マイルやギフトカードへの交換も可能です。
年会費は高めですが、ハイステータスで還元率の高いカードを持ちたい方におすすめです。
※参照 三井住友カード プラチナプリファード | 三井住友カード
https://www.smbc-card.com/nyukai/card/platinum-preferred.jsp
次の記事では還元率の高いおすすめ8カードを紹介
この記事では、クレジットカードの還元率について解説しました。
還元率が高いカードを選ぶと、普段の買い物でポイントが貯まりやすく、生活費の節約にもつながります。
ポイントを効率よく貯めるには、1枚のカードに絞って使うこと、よく利用するお店と提携しているカードを選ぶこと、キャッシュレス決済を活用することなどが重要です。
公共料金の支払いにもクレジットカードを活用すれば、さらにポイントを貯めやすくなります。
クレジットカードの選び方一つで、ポイントの貯まりやすさが大きく変わります。
今回の内容を参考に、自分に合ったカードを見つけて、お得にポイントを貯められるようにしましょう。
次の記事ではポイント還元率の高いクレジットカード8選を紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください。