新NISA
【銀行編】新NISAの始め方 | 口座開設の流れや金融機関選びのコツを紹介
【銀行編】新NISAの始め方 | 口座開設の流れや金融機関選びのコツを紹介
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銀行での新NISAの始め方をご紹介!

2024年より、リニューアルした形でスタートした新NISA。

利益が非課税となることや、確定申告が不要となるなど、投資初心者にとって多くのメリットが存在します。

一方で、新NISAの始め方や口座開設の手続きの手順について悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では、銀行での新NISAの始め方について解説いたします。

口座開設の流れや新NISAの始め方を考える上で重要な金融機関選びのコツもまとめて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

銀行での新NISAの始め方

ネット証券と銀行の違いとは?

銀行における新NISAの始め方は、「店頭窓口」「インターネット」「郵送」などいくつか選択肢がありますが、一般的には店頭窓口に赴いて手続きを行うことが一般的です。

銀行での始め方の手順としては以下のような形になります。

新NISA口座手続きの流れ

地方銀行や信金など、支店を構えている銀行であれば、店頭窓口において新NISAの口座開設手続きを行うことが可能です。

銀行で口座開設を行う一般的な手順としては以下の流れとなります。

  1. 来店
    銀行の窓口で「新NISAの口座を開設したい」と伝えましょう。
    WEBで予約できる場合もあるので、予約してからであれば待たずに手続きに移れます。
  2. 必要書類の提出
    新NISA口座の開設には必要書類の提出が求めらます。
    身分証明書、印鑑、マイナンバーカードなどを提出し、担当者の指示に従い銀行の口座開設申込書に記入を行います。
  3. 説明の確認
    担当者が新NISAの仕組みや、口座開設の手続きについて詳しく説明してくれます。
    運用できる投資信託商品の確認も併せて行いましょう。
  4. 契約
    説明を聞き、内容に問題なければ契約書に署名・捺印を行います。
  5. 手続き完了
    手続きが完了すると、税務署の審査に移ります。
    税務署の審査は通常1~2週間程度かかります。
    審査が完了したら銀行より結果の連絡が来ます。問題なければ口座開設完了の通知が送られます。

また、口座開設する銀行にもよりますが、窓口で手続きをすると特典やプレゼントがもらえることもあります。

口座開設先の選び方のコツ

口座開設

新NISAの始め方を知るうえで、最も注意しなければならないことがあります。

それは、新NISA口座は1人につき1口座しか開設できないということです。

新NISAは口座開設をする金融機関によって特徴やサービス内容が大きく異なるため、慎重に選ぶ必要があります。

この章では、口座開設先を選ぶコツやポイントを3つ紹介します。

金融機関は銀行・証券会社・ネット証券の3種類

新NISAの口座開設に対応している金融機関は、銀行、証券会社、ネット証券の3種類に分類されます。

それぞれの金融機関にあてはまる特徴は以下の通りです。

求めるサービス内容によって、金融機関の選び方は変わるのでメリット・デメリットは参考になるでしょう。

金融機関 メリット デメリット
銀行 ・サポートが手厚い
・セミナーの開催がある
・手数料が高い
・取扱商品数が少ない
証券会社 ・投資に関する知識が豊富なスタッフに相談が可能 ・手数料が高い
・営業や不要な商品の勧誘をされる可能性がある
ネット証券 ・取扱商品数が多い
・手数料が安い
・対面でのサポートを受けられない

取引手数料

新NISAは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つが存在し、株の取引には購入時手数料や信託報酬と呼ばれる手数料が発生します。

購入時手数料は、ファンドによって決められていますが、信託報酬は、各金融機関によって利率が異なります。

したがって、新NISAの始め方に悩む方は、取引手数料が安く済む金融機関を選ぶこともおすすめです。

銀行や対面式の証券会社は、信託報酬などの手数料が比較的高い傾向にあります。

ネット証券は店舗を持たないことでコストが削減できるメリットを生かして、手数料が安く設定されていることが多いです。

取扱商品数

新NISAの「つみたて投資枠」の対象となっている投資信託商品の数は、約240本となっています。

しかし、金融機関で取り扱っているファンドからしか購入できないため、その商品すべてから選べるわけではありません。

選択肢が多い方が、自信の理想とするファンドに投資ができる可能性が高くなります。

そのため始め方に悩む方は、取扱商品数を比較してみるのも良いでしょう。

一般的な地方銀行などは購入できる「つみたて投資枠」の商品数は数十本程度です。

一方で、ネット証券の代表格である楽天証券では200本以上を取り扱っているため、その数にかなりの差があります。

総合的にはネット証券での口座開設がおすすめ

手数料や取扱商品数の数からそれぞれの金融機関を比較すると、ネット証券を利用することがおすすめだと言えます。

新NISAは長期的に積立投資をすることで、その効果が発揮されます。

手数料が0.1%でも違うと長期間運用したときに大きな差が生じるため、金融機関の選び方を考える上で、取引手数料は重要な指標となります。

銀行は普段の取引等で使用している方も多くいため顔なじみの行員に相談できるといったメリットも存在します。

しかしながら、新NISAの始め方に悩む方は、特別な事情がない限りはネット証券の方が効率的な運用を期待できるでしょう。

新NISAの始め方に悩んだらFPや金融のプロに相談がおすすめ

相談

本記事では、銀行における新NISAの始め方と、金融機関の選び方のコツについて解説しました。

銀行で口座開設をするメリットも多く存在しますが、ネット証券のメリットはそれを上回るため、特別な事情がない限りはネット証券を選ぶことをおすすめします。

また、新NISAの始め方に悩んだら、どの金融機関にも所属しない中立的なアドバイザーに相談することも良いでしょう。

R&C社の運営する「新NISAあんしんスタートサポート」では、ファイナンシャルプランナーなどをはじめとする金融系の資格を保有したスタッフが、中立公正な立場から相談に応じます。

口座開設から銘柄の選び方まで、丁寧なヒアリングにより新NISAにまつわる様々な相談事を解決します。

オンラインで好きな時間に相談可能で、完全無料です。

これから資産運用を始めたい方や始め方に迷っている方は是非活用してみてください。

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監修者プロフィール
小林裕
小林裕
一般社団法人証券相続普及協会 代表理事
大学卒業後、東証一部上場の証券会社に入社。
個人向けの資産運用コンサルティングを中心に活動し、新人賞、社長優秀賞などを数多く受賞。
退職後、資産運用だけでは本当の解決ができないという思いから、2020年に一般社団法人証券相続普及協会を設立、代表理事に就任。
終活カウンセラー1級や上級相続診断士の資格も取得し、現在はお客様の大切な資産を「ふやす、まもる、つなぐ」をモットーに活動している。
【代表著書】
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※2024年9月30日調べ
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