投資信託を始めるまでの流れを完全ガイド!おすすめの口座開設先も紹介
近年、資産形成への関心が高まり、株式投資や不動産投資、投資信託などを始める方も増えてきています。
中でも、投資信託はプロに運用を任せられ、少額から始められることから、多くの個人投資家に購入されています。
投資信託を始める際は、さまざまな手続きが必要となるため、始め方に不安があることも多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、投資初心者の方に向けて、投資信託のおすすめの始め方や、購入までの流れについて解説します。
投資信託の買い方やその流れ
投資信託の始め方は難しいと思ってしまいますが、流れが理解できればそれほど難しくはありません。
投資信託を購入する流れは、以下の4STEPに分けて考えられます。
STEP① 購入したい商品を選定する
投資信託の始め方としては、まずどの商品を購入するかを決定することから始めるべきです。
商品選定をするときは、自分の投資目標や投資期間、リスク許容度を明確にして考えると良いでしょう。
例えば長期で運用をする場合は、値動きが安定したインデックスファンドやバランスファンドなどのが適しているかもしれません。
また、運用成績、手数料、ファンドマネージャーの評価などもチェックしましょう。
これらは交付目論見書と呼ばれる、商品それぞれに作成されている説明書から確認することが可能です。
STEP② 取引用の口座を開設する
購入したい投資信託の商品を絞ったら、該当する商品を取り扱っている金融機関(銀行、証券会社など)で取引用の口座を開設する必要があります。
口座開設には、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)が必要です。
また、金融機関によっては手数料やサービス内容などが異なります。
購入したい商品を複数の金融機関が取り扱っている場合は、比較検討することが重要です。
投資信託の始め方は、口座開設をする金融機関に相談しても良いでしょう。
STEP③ 入金する
口座が開設できたら、次に投資資金をその口座に入金します。
多くの証券会社で、銀行口座からの振り込みや、オンラインバンキングを利用した即時入金が可能です。
入金後、資金が口座に反映されると、実際に投資信託を購入することができます。
STEP④ 商品を注文する
入金が完了したら、選定した投資信託を購入します。
購入の形式やスタイルは、金融機関によって様々ですが、スポット購入や、自動的に毎月入金される積立購入など選べます。
購入のやり方は対面での申込やオンライン上で手続きをすることが一般的です。
オンラインで購入する場合は、それぞれの金融機関のプラットフォーム等にログインして、投資する金額を指定し注文を確定させます。
おすすめの始め方はネット証券でNISA口座を開設
投資信託をする上で、おすすめの始め方はネット証券でNISA口座を開設することです。
本章では、ネット証券とNISA口座を活用すべき理由とそれぞれのメリットについて解説します。
ネット証券を活用するメリット
ネット証券とはリアル店舗を持たない証券会社のことを指します。
代表的なネット証券の会社にはSBI証券や、楽天証券、マネックス証券などがあります。
ネット証券を活用するメリットには以下のようなものが挙げられます。
- 手数料が安い
- 商品が豊富
- 取引が簡単
手数料が安い
投資信託の購入時、多くの商品において販売手数料や解約手数料が発生します。
ネット証券は、対面式の証券会社や銀行と比較すると、上記の手数料が低く設定されていることが多いです。
店舗を構える必要がないため、人件費やその他の運営コストが削減できる優位性を活かしたネット証券の強みだと言え流でしょう。
参考として、SBI証券、楽天証券、マネックス証券はそれぞれに定められている条件を満たせば売買手数料は0円に設定されています。
したがって、投資信託を始める際に余計な出費を抑えたい方はネット証券を活用することがおすすめだと言えるでしょう。
商品が豊富
ネット証券は他の金融機関と比べて、取り扱っている投資信託商品の数や種類が非常に豊富です。
対面式の証券会社や銀行の投資信託の販売本数を比較すると以下のようになります。
金融機関 | 販売ファンド本数(2024年6月現在) |
---|---|
SBI証券(ネット証券) | 2,572本 |
楽天証券(ネット証券) | 2,566本 |
マネックス証券(ネット証券) | 1,773本 |
松井証券(証券会社) | 1,887本 |
野村證券(証券会社) | 1,161本 |
大和証券(証券会社) | 630本 |
PayPay銀行 | 777本 |
ソニー銀行 | 252本 |
ゆうちょ銀行 | 129本 |
このようにネット証券で販売されている投資信託商品の数は、他の金融機関と比べると圧倒的に多いです。
投資信託をはじめとする資産運用のスタイルや方法は、人によって様々です。
多くの商品から選定できるということは、自身の理想と合致する投資信託商品を購入できる可能性を高くします。
取引が簡単
ネット証券ではメンテナンス時間を除けば基本的に24時間利用可能であり、インターネットに接続できる機器があればいつでも取引が行えます。
これにより、忙しい日中でも市場の閉鎖後に取引を行うことができるため、投資信託の始め方に悩んでいる多忙な社会人にとってネット証券は非常におすすめです。
加えて、ネット証券では詳細な市場分析ツールや、リアルタイムの金融ニュースが提供されることが提供されます。
これらのツールを利用することで、より情報に基づいた投資判断を下すことができる点もポイントです。
NISA口座を活用するメリット
NISAとは、「少額投資非課税制度」の略称で、2014年よりスタートした少額からの投資を促進するために設けられた制度です。
2024年には新NISAとしてこれまでの制度がアップデートされた形でリニューアルしました。
新NISAは年間で、成長投資枠240万円とつみたて投資枠120万円の合計360万円まで投資することができます。
NISA口座を活用するメリットには以下のようなものが挙げられます。
運用益に対して税金がかからない
投資信託の利益は、売却時に購入時の基準価額を上回っていた場合、その差額が利益となります。
購入する投信によって分配金や配当金が得られるものがありますが、これらを総じて運用益と呼びます。
運用益は、20.315%が税金として徴収されます。
しかし、NISA口座で購入された投資信託の運用益は課税の対象となりません。
したがって、NISA口座を活用することで、投資信託で得られた利益を最大化することが可能となります。
確定申告が不要
NISA口座では原則として確定申告を行う必要がありません。
通常の株式投資では、以下のような場合に確定申告が必要となることがあります。
- 一般口座や特定口座(源泉徴収なし)で投資信託の運用をしているとき
- 投資信託で損失が発生しており、損益通算を利用するとき
2番目に記載している損益通算は、投資信託などの資産運用で損失が発生しているときに税制上の優遇を得るために取られる措置のことです。
NISAは損益通算の対象外となっており、実質的に確定申告の手続きをしなくて済むため、投資初心者の方が煩雑な手続きに惑わされるようなことはないでしょう。
投資信託の始め方に悩んでいる方は「R&C」にご相談ください
ここまで、投資信託の始め方の流れと、ネット証券でNISA口座を開設することがおすすめということを解説しました。
しかし、投資信託には様々な種類があり、実際に運用すると最適な売り方や、切り崩し方などに迷ってしまうことが多くあります。
これから投資信託を始めたいと思っている方や運用の方法で悩んでいる方は、資産運用のアドバイザーである「R&C」にぜひご相談ください。
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強引な営業は一切行いません
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資産運用の始め方や相談したいことがあれば、忌憚のないアドバイスをさせていただきますので、ぜひR&Cにお任せください。
記事のまとめ
本記事では、投資信託を始めるまでの流れと、おすすめの始め方について解説しました。
投資信託はあくまでも資産運用商品なので、運用損失が発生するといったデメリットも含んでいます。
しかし適切な運用を行うことで、長期的に見ると効率的に資産形成を図ることが可能です。
これから投資信託を始めようと思っている方は、ぜひこの記事で解説した始め方を参考にしてみて下さい。
また、始め方がわからない方や、どうしても購入したいファンドが絞れないという方は「資産運用のプロ」に相談することをご検討ください。
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