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【投資信託】80歳以上におすすめのファンドは?資産運用の相談方法もご紹介
【投資信託】80歳以上におすすめのファンドは?資産運用の相談方法もご紹介
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80歳以上でも投資信託は遅くない!おすすめのファンドをご紹介

80歳以上を過ぎたからといって、資産運用をあきらめていませんか? 

「もう遅いのでは?」「リスクが心配」といった悩みを抱えてる方もいるかもしれません。

平均寿命が伸びている今、80歳以上でも投資信託などの資産運用を始めることは決して遅くありません。
むしろ、将来の生活資金を確保しより豊かな老後を送るために、資産運用をしておくことは大きなメリットになります。

この記事では、歳以上の方が投資信託を始める際の注意点や、おすすめの投資信託商品、さらに知っておくべきポイントを詳しく解説します。

ぜひこの記事を読んで、80歳以上から投資信託を始める際の参考にしてください。

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80歳以上からでも資産運用は決して遅くない

80歳以上からでも資産運用は決して遅くない

80歳以上からでも投資信託での資産運用は決して遅くありません。
老後の生活資金を確保し、より豊かな生活を送るために、資産運用を検討することには価値があります。

近年、平均寿命が延び、80歳以上を過ぎても長く健康に過ごす方が増えています。
一方、物価上昇に備えて、資産の価値を維持・向上させることも大切です。

そこで、資産の価値を維持・向上させる手段として、長期的なリターンを期待できる投資信託が注目されています。

投資信託には、安定的な運用を目指すものから積極的な運用を目指すものまで、様々な種類があります。
80歳以上の方でも、ご自身の資産状況や将来設計に合わせて、無理のない範囲で選ぶことができます。

80歳以上でも、投資信託などの資産運用を通じて豊かな老後を送ることは可能です。
資産運用をするかどうか迷っている場合は、この機会に投資信託を検討するのもよいでしょう。

おすすめの投資信託商品3選

おすすめの投資信託商品3選

投資信託は非常に種類が多く、80歳以上の方はどの商品を購入すればよいか迷ってしまう方がほとんどでしょう。

そこでここからは、80歳以上の方におすすめしたい投資信託を3つピックアップしてご紹介します。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)【80歳以上におすすめ】

項目 データ
基準価額 32,442円 (2023年7月10日時点)
純資産総額 約5.2兆円 (2023年7月10日時点)
運用会社 三菱UFJ国際投信
信託報酬 年率0.09372%

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は、信託報酬が年率0.09372%と低コストで、米国株式市場の代表的な指数であるS&P500のパフォーマンスに連動することを目指すインデックスファンドです。

米国の優良企業への投資を低コストで行えるため、株式投資の中核ファンドとして長期的に保有するのに適しています。

ただし、このファンドは米ドル建てのため、為替の影響を受ける点には注意が必要です。
円高になると円ベースの収益が目減りするリスク(為替リスク)があります。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | MINKABU

https://itf.minkabu.jp/fund/03311187

iFreeNEXT FANG+インデックス【80歳以上におすすめ】

項目データ
基準価額66,543円(2023年7月10日時点)
純資産総額2729億9800万円(2023年7月10日時点)
運用会社大和アセットマネジメント
信託報酬0.7755%

「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、米国の主要ハイテク企業で構成されるNYSE FANG+指数に連動する投資成果を目指すファンドです。

Google、Apple、Meta(旧Facebook)、Amazon、Netflixなど、私たちの生活に欠かせないサービスを提供する巨大IT企業を中心に投資を行います。

信託報酬は年率0.7755%とやや高めですが、その分高い値上がり益を狙えます。

ハイテク株式への集中投資で、値動きが大きくなるリスクもありますが、将来性の高い企業群への投資を通じて、資産の成長を目指すことができるでしょう。

FreeNEXT FANG+インデックス | MINKABU

https://itf.minkabu.jp/fund/04311181

たわらノーロード先進国株式【80歳以上におすすめ】

項目データ
基準価額35,252円(2023年7月10日時点)
純資産総額6449億3600万円(2023年7月10日時点)
運用会社アセットマネジメントOne
信託報酬0.09889%

「たわらノーロード先進国株式」は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、スイスなど、先進国の株式に投資する投資信託です。

世界の主要な先進国の株式に分散投資できるため、長期的な資産形成を目指す方はこの投資信託を活用することで大きな効果を発揮します。

こうした先進国の株式に低コストで投資できる投資信託であるため、80歳以上などの手堅く資産を増やしていきたい方におすすめです。

購入時や換金時の手数料無料の「ノーロード」であることや、信託報酬が年率0.09889%と低いことも、このファンドの魅力です。

ただし、外貨建てのため、円高になると円ベースでの資産価値が下がるリスクには注意が必要です。

たわらノーロード先進国株式 | MINKABU

https://itf.minkabu.jp/fund/4731B15C

80歳以上で投資信託を始める際の7つのポイント

80歳以上で投資信託を始める際の7つのポイント

80歳以上になってから資産運用を始めるには、いくつか気をつけなければいけないことがあります。

ここでは、80歳以上で投資信託を始めるときに、特に注意しておきたい7つのポイントを説明します。

運用の目的を明確にする

投資信託を始める前に、なぜ運用するのかを明確にすることが大切です。
目的が定まっていなければ、適切な商品選びや運用期間の設定が難しくなるからです。

例えば、80歳以上であれば相続対策として子どもや孫に残せる資産を増やしたいといった目的が考えられます。
また、SDGs関連のファンドを選ぶことで、投資信託を社会貢献に利用することも可能です。

運用目的が明確になれば、80歳以上の方でもそれに合った商品や運用期間を選ぶことができるでしょう。

運用期間を明確にする

投資信託を始める前に、いつまで運用したいのか、運用期間を明確にすることも大切です。

具体的には、短期的(5年未満)、中期的(5~10年)、長期的(10年以上)のどの程度を想定しているのかを明確にする必要があります。

運用期間によって、特に80歳以上の方にとっては選ぶべき投資信託の種類やリスクの許容度が変わってくるので、運用期間をまずは設定しましょう。

リスクの許容度を考えて投資信託を選ぶ

80歳以上の方が投資信託を選ぶ際には、ご自身の状況やどの程度リスクをとれるのかをよく考えて、適切な商品を選ぶことが重要です。

具体的には、国内債券に投資する債券インデックスファンドなどが挙げられます。

債権は価格変動が比較的小さいので、損をするリスクを抑えた投資ができます。

その他、株式に連動するインデックスファンドなどは、長期的に見ると高いリターンが期待できる可能性があります。

また、資産状況や今後のライフプランによっては、ある程度のリスクを取ってでも、より高いリターンを目指すことも選択肢の一つです。

また、80歳以上の方は相続も見据えて投資信託を始める方もおり、そのような場合はリターンを積極的に狙うアクティブファンドへの投資を検討しても良いでしょう。

80歳以上の方の投資信託選びでは無理に利益を追求するのではなく、リスク許容度をしっかりと考慮した上で、適切な商品を選ぶことが大切です。

投資信託保有中であることを家族に言っておく

投資信託を保有している場合、自分での資産の管理が難しくなった場合に備え、家族に投資信託のことをお伝えしておくことをおすすめします。

80歳以上の方に限らず、いつ不測の事態が起こるかは誰にも分かりません。

そのため、家族に投資信託の証券会社名や口座番号、運用状況などを伝えておくことで、いざという時にご家族が適切な対応を取ることができます。
例えば、証券会社に問い合わせたり、必要な手続きを進めたりすることがスムーズになるでしょう。

投資信託の保有について家族と話し合っておくことは、自分の大切な資産を守り、家族に安心を与える上で大切なことです。

介護・医療費など必要な資金は現金で持つ

高齢になると、介護や医療にお金がかかる可能性が高まります。

投資信託など、資産運用によって備えることも大切ですが、投資信託は解約までに時間がかかる場合があります。
そのため、急な出費に備えて、生活費の半年分程度の現金を預貯金として持っておくことが望ましいです。

急な出費にも対応できるよう、ある程度の現金を確保したうえで、投資信託などによる資産運用をバランス良く行うことが大切です。

口座開設可能な金融機関を選ぶ

80歳以上の高齢者が投資信託の口座を開設する際、金融機関によって年齢制限が設けられている場合があるので、ご自身が口座開設できる金融機関を選ぶことが重要です。

一般的に証券会社で口座開設する際には、高齢が原因で口座開設を断られたり特別な手続きが必要になることはありません。

しかし、金融機関によっては一定の年齢以上での口座開設の場合、電話での本人確認をしないと口座開設ができないこともあります。

例えば、ゆうちょ銀行では80歳以上の方の場合、商品内容やリスクについて十分に理解しているか、リスク性資産への投資割合が適切かなどを確認した上で口座開設に取引可能かを判断しています。

80歳以上の方に限らず、投資信託を始める際は金融機関の方針を事前に確認し、安心して資産運用を始められるようにしましょう。

投資信託ますますくんの部屋 | ゆうちょ銀行

https://www.jp-bank.japanpost.jp/masumasu/html/faq/index.html

信頼できる専門家に相談する

投資信託は、種類が多く、それぞれ特徴が異なります。
自分だけで判断するのが難しい場合は、信頼できる専門家に相談することをおすすめします。
ファイナンシャルプランナー(FP)や証券会社の担当者など、専門家のアドバイスを受けることで、自分に合った投資信託を選ぶことができます。

例えばFPに相談すると、現在の資産状況や今後のライフプランを踏まえて、最適な投資信託の選び方や運用方法についてアドバイスを受けられます。

80歳以上になってから投資信託を始める場合、商品の内容をよく理解できないまま契約してしまうリスクがあります。

第三者の意見を聞くことで、そうしたトラブルを事前に防ぐことができるでしょう。

80歳以上の資産運用の相談はR&Cにお任せください

投資信託の始め方に悩んでいる方は「R&C」にご相談ください

「人生100年時代」と言われる現代において、80歳以上の方にとっても資産運用は重要なテーマです。

R&C株式会社では、金融のプロフェッショナルであるIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)やFPが、お客様一人ひとりのライフプランや資産状況に合わせて最適な資産運用プランをご提案します。

R&Cは相続対策もアドバイスできます

R&Cでは、資産運用だけでなく、相続対策についてもアドバイスを行っています。

相続の問題は80歳以上の方にとっても避けては通れない問題の一つですが、事前に準備しておけば、ご家族にスムーズに資産を残せます。

R&Cでは、相続に関する専門家と連携し、お客様の状況に応じた最適な相続対策をご提案します。

例えば、遺言書の作成や贈与、家族信託などの方法があります。

これらの対策を適切に組み合わせることで、相続税の負担を軽減したり、ご家族間のトラブルを未然に防いだりすることができます。

相続対策は、早ければ早いほど選択肢が広がりますが、80歳以上の方でも十分に間に合います。
R&Cにご相談いただければ、お客様の状況に合わせて最適な相続対策をご提案させていただきます。

R&Cなら相続対策もばっちり
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R&Cは、お客様の生涯に寄り添い、資産運用と相続対策の両面からサポートいたします。お気軽にご相談ください。

記事のまとめ

記事のまとめ

80歳以上になっても、老後の資金を確保し、より豊かな生活を送るために、資産運用に取り組むことは大切です。

投資信託は、その有効な手段の一つと言えるでしょう。

投資信託を始める際、80歳以上の方は特に運用目的をはっきりさせ、リスクの少ない商品を選ぶことがポイントです。

また、生活に必要な資金は現金で持っておき、信頼できる専門家にアドバイスを求めることも大切です。

人生100年時代と言われる今、80歳以上でも資産運用を始めるのは決して遅くありません。

この機会に、ご自身の将来のために投資信託について考えてみてはいかがでしょうか。

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ABOUT ME
小林裕
小林裕
一般社団法人証券相続普及協会 代表理事
大学卒業後、東証一部上場の証券会社に入社。 個人向けの資産運用コンサルティングを中心に活動。 新人賞、社長優秀賞などを数多く受賞。 シニア層のお客様が多い中で資産運用だけでは本当の解決ができないと感じ、退職。 2020年、一般社団法人証券相続普及協会を設立。代表理事に就任。 終活カウンセラー1級や上級相続診断士の資格も取得し、お客様の大切な資産を「ふやす、まもる、つなぐ」をモットーに活動している。
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