人気の投資信託をランキング形式でご紹介!
老後の2000万円や、岸田政権が発表した国民の所得倍増計画などの追い風を受け、株式投資をはじめとする資産運用を始める方は増えています。
その中でも投資信託は、少額から始められることや、分散投資の役割も果たせることから個人投資家から絶大な人気を得ています。
また、投資信託のファンドは2,000本以上の商品が販売されており、それぞれ異なる特徴を持っています。
投資信託のファンドを購入する際は、投資対象(国内、海外、業界など)や運用目標など、さまざまな指標から比較する必要があります。
さらに実績やリターン、コストなども判断材料としては重要となるでしょう。
本記事では、投資信託の運用におすすめのファンドをアクティブ型・インデックス型ごとにランキング形式で3商品ずつ紹介しています。
本ランキングは、資産運用のプロであるファイナンシャルプランナーが、コストや運用パフォーマンス、将来性など様々な観点から分析し、おすすめできるファンドをランキング化したものです。
投資信託のファンド選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
【アクティブファンド】人気ファンドランキング
アクティブファンドは、日経平均株価などベンチマークとして定められた指標を上回る運用成績を目指す投資信託です。
ファンドマネージャーが市場を分析し、有望な銘柄を選んでポートフォリオを組成します。高いリターンが期待できる一方で、市場の変動により損失が出るリスクも高い投資信託です。
アクティブファンドの人気ランキングを見ていきましょう。
ランキング1位:日経平均高配当利回り株ファンド
日経平均高配当利回り株ファンドは、三菱UFJ信託銀行が運用するアクティブファンドです。
この投資信託は日経平均株価に採用されている銘柄のうち、予想配当利回りの上位30銘柄に投資が行われています。
6月と12月の年2回に分けて決算日が設定されており、それぞれの決算時において分配が行われます。
2023年12月の分配金は270円(1万口あたり、税引き前)と比較的高水準であることも特徴的な投資信託です。
ファンド名 | 日経平均高配当利回り株ファンド |
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運用会社 | 三菱UFJ信託銀行 |
運用開始時期 | 2018/11/09 |
基準価額(2024/5/31時点) | 19,587円 |
純資産額 | 1,407億7,800万円 |
信託報酬 | 年率0.693% |
ランキング2位:のむラップ・ファンド(積極型)
のむラップ・ファンド(積極型)は、野村アセットマネジメントが運用する投資信託です。
こちらでは、マザーファンドを通じて、国内外の株式・債券およびREIT(リート)に投資しています。
この積極型以外にも、「保守型」、「やや保守型」、「普通型」、「やや積極型」の種類があり、運用方針が変わった場合にはスイッチングを行うことが可能です。
ファンド名 | のむラップ・ファンド(積極型) |
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運用会社 | 野村アセットマネジメント |
運用開始時期 | 2010/03/15 |
基準価額(2024/5/31時点) | 38,099円 |
純資産額 | 2,868億9,000万円 |
信託報酬 | 年率1.518% |
ランキング3位:アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)は、アライアンス・バーンスタイン株式会社が運用するアクティブファンドです。
この投資信託ではS&P500をベンチマークとしており、成長性の高い米国株式を対象に積極的な運用を行っています。
販売手数料や、信託報酬は高めに設定されていますが、運用成績も高いため、ある程度のリスクを許容できる方にはおすすめの投資信託です。
ファンド名 | アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) |
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運用会社 | アライアンス・バーンスタイン |
運用開始時期 | 2006/05/25 |
基準価額(2024/5/31時点) | 70,884円 |
純資産額 | 1兆2,929億3,300万円 |
信託報酬 | 年率1.727% |
【インデックスファンド】人気ファンドランキング
インデックスファンドは、日経平均株価などのベンチマークとして定められた指標に連動した運用成績を目指す投資信託です。
市場全体に広く分散投資をすることで市場平均のリターンを得ることが期待できます。
手数料が安く、長期投資に向いているため初心者でも始めやすい点が特徴です。
ここからはインデックスファンドの人気ランキングを紹介します。
ランキング1位:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、三菱UFJ信託銀行が運用するインデックスファンドです。
「オルカン」という愛称で投資初心者からトレーダーまで多くの人に購入されている投資信託商品です。
MSCI AC世界株式をベンチマークにしており、新興国も含まれていますが、特にアメリカ株の銘柄を中心に構成されています。
信託報酬も安く、安定した運用成績を残しているため、投資信託を通じて長期的な資産形成に向いている商品だと言えます。
ファンド名 | eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) |
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運用会社 | 三菱UFJ信託銀行 |
運用開始時期 | 2018/10/31 |
基準価額(2024/5/31時点) | 26,442円 |
純資産額 | 3兆8,320億円 |
信託報酬 | 年率0.05775% |
ランキング2位:iFreeNEXT FANG+ インデックス
iFreeNEXT FANG+ インデックスは、大和アセットマネジメントが運用するインデックスファンドです。
NYSE FANG+指数をベンチマークとしており、この指数に構成されている全銘柄に同じ金額ずつ投資されています。
NYSE FANG+指数とは、高い技術力や大きな影響力を持つ米国上場企業を対象として構成された株価指数です。
「FANG」は、Facebook(Meta)、Amazon、Netflix、Googleの頭文字をつなげたものになります。
購入時手数料がかからない「ノーロードファンド」であることに加え、運用成績も非常に高いです。
2023年6月の基準価額は37,604円でしたが、2024年6月には62,366円と、65%もの値上がりをしていることからもそのパフォーマンスの高さはうかがえます。
コストを抑えつつ、運用パフォーマンスもしっかり重視したい方におすすめの投資信託です。
ファンド名 | iFreeNEXT FANG+ インデックス |
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運用会社 | みずほ信託銀行 |
運用開始時期 | 2018/01/31 |
基準価額(2024/5/31時点) | 62,366円 |
純資産額 | 2,414億8,000万円 |
信託報酬 | 年率0.7755% |
ランキング3位:iFree S&P500インデックス
iFree S&P500インデックスは、みずほ信託銀行が運用しているインデックスファンドです。
投資信託のファンド名の通り、S&P500をベンチマークとして運用しており、組入れ銘柄は米国株で構成されています。
こちらも購入時手数料が無料の「ノーロードファンド」であることに加え、米国市場の成長に伴い、運用パフォーマンスも申し分ないファンドです。
国内の銘柄を投資対象にしたファンドだけでなく、海外ファンドにも投資することで分散投資を図りたい方にはおすすめの投資信託です。
ファンド名 | iFree S&P500インデックス |
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運用会社 | みずほ信託銀行 |
運用開始時期 | 2017/08/31 |
基準価額(2024/5/31時点) | 32,818円 |
純資産額 | 2,339億7,300万円 |
信託報酬 | 年率0.198% |
投資信託の運用やファンドの比較は『R&C』に相談がおすすめ
投資信託のファンド本数は年々増加しており、各ファンドにおけるパフォーマンスの比較や理想の商品の選び方に迷ってしまうこともあるかと思います。
また、それぞれのライフステージや、経済状況、リスク許容度は異なるため、ランキング上位に選ばれているというだけで投資信託を購入する方法はおすすめできません。
投資信託の運用や商品の選び方にお困りのことがあれば「R&C」への相談がおすすめです。
「資産運用のプロ」に無料で相談可能
R&Cは、ファイナンシャルプランナー(FP)や独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)をはじめとする「金融のプロフェッショナル」が在籍しており、FPやIFAに無料で投資信託の相談をすることが可能です。
無料かつ好きな場所で面談できるので、投資信託で困ったことがあればお気軽にご活用ください。
証券会社や銘柄の比較もおまかせ
投資信託の知識だけでなく、企業として銘柄に関するデータや、最新の市場動向などのデータも保有しているため情報収集として活用することもおすすめですよ。
特定の運用会社や金融商品を販売することを目的としていないので、過去に営業等で嫌な思いをしたことがある方でも安心して相談ができます。
(オンライン相談もOK)
リスクや注意事項を把握して自分に合った投資信託を
本記事では、投資信託の運用におすすめのファンドをアクティブ型・インデックス型ごとにランキング形式で3商品ずつ紹介しました。
まとめると以下の通りです。
- 日経平均高配当利回り株ファンド
- のむラップ・ファンド(積極型)
- アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
- iFreeNEXT FANG+ インデックス
- iFree S&P500インデックス
投資信託は適切に運用することで値上がりが期待できる資産運用ですが、あくまでも金融商品のため一定のリスクは発生します。
また、手数料などの費用が発生することも考慮すべきでしょう。
投資信託の運用に際して手数料などのコストが気になる方はノーロードファンドなどもおすすめです。
本記事のランキングで紹介した投資信託以外にも、多くの魅力的な商品が販売されているので、購入するファンドに悩んだ場合は、他のランキング記事やポータルサイトなども参考にしてみてくださいね。
本記事のランキングを参考に、ぜひ投資信託のファンド選びを考えてみてくださいね。